お風呂リフォームの費用はどのようにして決まる？｜宮崎でリフォームのことなら株式会社リノプラン

ユニットバスのグレード

ユニットバスのリフォーム費用は、選ぶユニットバスのグレードにより大きく左右されます。ユニットバスには大きく分けて3つのグレードが存在します。

スタンダードタイプ

最も基本的な機能を持ち、価格も抑えられています。リフォーム費用は、50～100万円程度です。

ハイグレードタイプ

スタンダードタイプよりも多機能で、デザイン性も高いため、100～150万円程度の費用がかかります。

プレミアムタイプ

最高級の機能とデザインを持ち、快適性を追求したもので、150万円以上の費用が必要となります。

これらのグレードによって、リフォームにかかる費用や完成後の浴室の雰囲気、使い心地が変わるため、予算やライフスタイルに合わせた選択が必要です。

ユニットバスのサイズ

ユニットバスのサイズは基本的に10cm単位で分けられ、「1216」「1616」「1620」などと表記されます。これは浴室の内径の幅・奥行きを表し、全メーカーで共通の表記方法です。

例えば、「1216」とは内径の幅が120cm、奥行きが160cmを示します。サイズが大きくなるほど、リフォーム費用も高くなる傾向にあります。また、サイズ選びには家族構成やライフスタイルも考慮に入れるとよいでしょう。

具体的なサイズとその特性については以下の表をご参照ください。

建物のタイプ（マンションまたは戸建て）

リフォームの費用は建物のタイプ、つまりマンションか戸建てかによっても変動します。マンションの場合、建物の構造や管理組合の規約により、リフォームの内容が制限されることがあります。加えて、エレベーターの使用時間や騒音に配慮した工事時間の設定など、複数の住戸が密集しているための配慮が必要となります。そのため、一戸建てと比べると工事費が高くなる傾向にあります。

一方、戸建ての場合は自由度が高く、理想とするお風呂リフォームを実現しやすいです。ただし、大規模なリフォームとなるとマンションよりも費用がかさむことがあります。

在来工法またはユニットバス

リフォームを考える際、選択肢の一つとして「在来工法」もしくは「ユニットバス」があります。在来工法はタイル張りの浴室で、長い築年数の住宅で多く見かけます。メリットとしては、自由度が高くデザインや大きさなどを自由に決められる点が挙げられます。デメリットとしては、リフォーム時に追加工事が発生しやすいという点があります。

一方、ユニットバスは一体型で、配管や設備などが一緒になっているタイプの浴室です。メリットは、施工期間が短く、また汚れがつきにくくメンテナンスが楽な点です。ただし、設置する場所の大きさによっては選べる種類が限られることがあります。

補修などの有無

リフォーム費用に大きく影響を与えるのが、補修工事の有無です。お風呂のリフォームでは、経年劣化による水漏れやカビ、浴槽のひび割れなどがある場合、それらを改善するための補修工事が必要となります。補修工事が必要な場合、それらの作業時間や材料費が追加されるため、リフォーム費用が上昇します。

したがって、リフォームを行う前には、現状の浴室の状態をしっかりとチェックし、見積もりを出す際には補修工事が必要かどうかを業者に確認するよう心がけましょう。